MiのAsian Life

香港在住2年目。香港での生活や海外旅行など。

抗議・衝突が激化する香港。緊急状況規則条例を発動し「覆面禁止法」を制定!

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何カ月あいだ続いている香港のデモ。

日に日に激化する中で、昨日4日香港政府は「緊急状況規則条例」を発動し、「覆面禁止法」を制定すると発表。5日午前0時をもって、施行されました。

 

前日の3日にも市民が抗議に集まり、昨日の香港も各地で大荒れとなりました。

緊急状況規則条例とは

緊急状況規則条例とは、香港がイギリスの植民地だった1992年に制定をされたもので、行政長官が緊急と判断した場合、議会の承認なしにあらゆる規制を制定できる条例となっています。

 

最後に発動されたのは、1967年ということで約50年ぶり香港返還後に初めての発動になるそうです。

覆面禁止法とは

集会やデモ行進、暴動でマスク(フェイスペイントも不可)顔を覆うことを禁止し、もし違反した場合は、最高1年の懲役および25,000HKD(約34万円)以下の罰金が科されるというもの。職業上や宗教上で必要な場合は、免除されます。

 

基本、デモや集会に参加する際にということなので、風邪などでのマスク使用については、問題ないということになるようです。ただ、警察よりマスクをとるように指示をされた場合は、従う必要があるとのこと。

大荒れの香港

昨日15時に香港政府が会見を行い、「覆面禁止法」の制定を発表したのですが、金鐘あたりにかなりの人が集まり始めたようで、彼の会社も15時過ぎには帰宅命令が出されました。

 

家で大人しくしていればよかったものの、運悪く彼の親戚が香港へ遊びにきていたので、尖沙咀へ繰り出した私達。いくつかのお店が18時で閉店という情報もあり、尖沙咀でもところどころ閉まっていました。

 

いつもはかなりの人でごった返しているプロムナードですが、昨日はかなり少な目でした。早く帰りたいと何度も言ったんですが、結局シンフォニーオブライツを見てからになってしまい・・・

案の定、20時を過ぎるといくつかのMTR駅が閉まり道もブロックされ・・・

 

親戚を先にタクシーで泊っているホテルへ送りだしたのですが、私達が同じ方面に行きたいと言って他のタクシーをつかまえるも全て「九龍サイドでないとダメと言われ」乗車拒否。当たり前か…と思いながら、このまま待っていても遅くなるだけ帰る手段が少なくなっていくことは分かっていたので、MTRに切り替え無事帰宅。

 

私の最寄りの駅の周りはいつも通りの変わらない景色。

 

自宅に着いた30分後、MTR運行停止。

 

外にいる時は、携帯を使えなかったので帰宅後に色々と見てみると、かなり荒れている状況を知り、無事に帰ってこれて本当に安心しました。今までデモがある週末は、そのエリアに近づかなかったり早めに帰宅したりとしていたのに。。

 

今日もMTRは全て運休、朝から全店休業のスーパーやセブンイレブンも17時で閉店だそうです。各地でデモ行進もされています。

 

これからが怖い「緊急状況規則条例」

これから本当に何が起こるか分からなくなっている香港。

今回「緊急法」が発動されたことで立法会(議会)を通さないでも行政長官の一存で法律を即座に作れるということになってしまったら…

 

次には「夜間の外出禁止」があるのではないかと言われています。そうなると夜までやっているレストランなどへの影響は計り知れないと思うのですが。。その他にも「インターネットの制限」「交通制限」「財産没収」「外国人の国外追放」などが可能になるそうです。

 

この3連休どうなるか本当に予想ができない状況です。私は香港に住まわせてもらっている外国人ですが、香港の人達にとって良い方向にいくように願うことしかできないのが辛いです。

1日でも早く活気にあふれた平穏な香港に戻ってほしいと思います。