本日は、中秋節です。
中秋節というと日本ではあまり馴染みがないですが、お月見や中秋の名月というと身近に感じられます。
中秋節とは?
中華圏における重要な伝統行事の一つで旧暦の8月15日となっいて、今年は9月13日(金)です。香港では翌日が祝日あつかいになるそうなのですが、今年は祝日が土曜とかぶってしまうので、特に連休にはなっていません。
また中秋節の日には、各地でさまざまなイベントが開催され、月に見立てた月餅やフルーツを食べながらちょうちんをともし、家族団らんで中秋の名月を愛でる日だそうです。
今年のイベントは、こちらに少し情報がのっていました。
日本だとお団子を食べたりするだけかもしれませんが、香港や中国だと家族団らんの日のようで本日も彼の会社では、何時でもかえっていいよ~!とマネージャーに言われているそうです。。
本日は、彼の家族と団らんをしに行くので、お昼ごろに帰ってくるらしい。(ちょっと遠いので)なかなかこういうことは日本ではないだろうな~と思いながら、中華圏は家族で過ごす伝統行事が多く、いいな~と思ったりもします。
月餅とは?
この季節、香港ではあらゆるところに『月餅』の広告などが見れます。
日本のお月見団子と一緒で中秋節といえば、月餅(ムーンケーキ)!!
エリアによっても少し変わってくるらしいのですが、広東省で伝統のものは、柔らかめの餡や皮を用い、中身は茹でたアヒルの卵を塩水に漬けたものが入っている。ようです。
去年、初めて『月餅』を食べたのですが、それがこの「アヒルの卵を塩水につけたもの」が入っていた月餅でした・・・・
中身は甘いのかな~なんて思ったら、塩っ辛い!!
それに、何だか美味しくない味しかしない。
餡も蓮?なのかな?日本で食べる「餡子」ではない味だったので、何だか不思議な味。
ということで、一口でギブアップをいたしました。
最近では、カスタード味やマンゴー味、抹茶やチョコなど色々な月餅があるので、きっと日本の方には、スタンダードなもの以外の方が、あうんじゃないかな~と思います。
今年の月餅はというと
スターバックスやハーゲンダッツからも月餅が出ているので、今年はハーゲンダッツかカスタードの月餅がいい!と日頃から伝えてはいたものの、ギリギリまで買っていませんでした。
そして、ちょうど昨日、会社のクライアントからお礼にと月餅を頂いたようで、早速!
「皇玥餅芸 Imperial Patisserie」
調べてみると、「カスタード月餅の父」が作り出す伝統菓子ということで、ペニンシュラホテルのカスタード月餅を最初につくったシェフとお弟子さんのお店だそうです。
伝統的な月餅の他、ゴマやドリアンなどもおいてあるそうなのですが、今回頂いたのはカスタードの月餅でした。説明書には、ちょっとオーブンで温めてからの方が美味しいと書かれてありました。
大きさも小さめで半分に割ると、中からカスタードが出てきます。味も重たくなく、甘めでしっとりとして、とっても美味しかったです!!この月餅であれば、いくつも食べられるかも。
ただ月餅のカロリーはヤバイと聞いているので、1つだけ頂き、あとは会社の人に持って行ってもらいました。
彼はというと・・・
あの伝統的なアヒルの卵がはいった月餅の方が好きだそうです。
あれじゃないと月餅を食べた気にならないらしい。
最後に
月餅だけではなく、各地でイベントがあったり、ショッピングモールなどランタンなどでデコレーションされていたりと街を歩くだけでも楽しめますね。来年は、フェスティバルが見れたらいいな~と思っています。
今のところは、美味しい月餅も食べれて満足な中秋節です。